素袷?
出勤前の短い時間に母に、キモノのことを少し尋ねました。
やはり義理母よりかは、聞きやすい。知らないっていっても恥ずかしくないもんね。
穏やかで余裕のあるときは、こうした会話もするのです。
ちゃるです。
さて、聞きたかったのは、まず羽織のこと。
いろんな和服系サイトを見ると、羽織は3月まで?とか、質問のあるサイトもあったりして、
それに対しての回答は、大方は寒ければご自由にというスタンスが多いのですが、
やはり屋内は暖かい季節ですし、羽織は脱いだら畳まないと~というコメントも多いので、
迷っていたのです。
母に聞いたら・・・5月いっぱいまではいいんじゃないの?とのことでした。
そして今は羽織というか、上着みたいな感覚の和服用のはおるものが、
母くらいの年齢の人で踊りとか民謡やっているお仲間うちでは流行しているそうで。
それについては、「梅雨寒」のときもOKだという暗黙の了解があるそうです。
そういえば、母のたんすの中にある、二部式の和服の上だけみたいな、
薄い生地の上着がその「はおりもの」なんでしょうか?
これは袷でも単でも大丈夫だそうです。
母いわく、レースのなら真夏でも大丈夫。今度買おうと思ってるそうです。
半分出してあげようか・・・趣味のいいお品ならだけど。
次は袷と単の時期交替について。
袷は5月いっぱいだそうです。6月の衣更えは絶対に動かないそうなので。
6月からは単。
そして問題のタイトルにした言葉「素袷(すあわせ)」なる単語を聞いたのです。
素袷?聞いたことがない・・・薄い袷のことかしらん。と、聞いたら・・・
長じゅばんのみで袷を着ることなんだって。
本来は、寒い季節は肌襦袢、長じゅばん、袷なんですよね。
そーか、私はすでに肌じゅばんなるものを着用してないんですよ。
(振袖なんかの場合は、今も必須らしいし、キチンと着付けしてもらう場合は
用意していきます)
だって今は、ブラジャーもしてるし、肌着は洋服と同じ下着なわけですから。
なるほど・・・昔はそんな下着じゃないもんねえ。
だから皆様 きゅうくつだったら、
これからの季節は、ブラなしでいいんですよ。
一度 それで着てみようかしらん。
きちんと長じゅばんを着ないと、脇がすこうしスリリングですけどね。
それと、帯。
きちんとお太鼓にすると面倒。付け下げ、訪問着じゃなければ
半幅で十分だそうです。ただ後ろ姿が、地味というか、
かなりカジュアルになるので、あくまでも普段着扱い。とのことで。
まあ帯は歳をとったら、ぎゅっときつく結ぶのもツラクなるしねえ。
着付けの男衆が居るわけでもないので、作り帯というスタンスも含めて考慮中です。
週末のお天気はどうかな?
日曜日にスタジオがあるんだけど、和服で行くと、皆 引くかなww?
蛇足:鏡花描く 花見姿
紺地に茶の竪縞の一枚小袖、緋の紋縮緬の長襦袢、
共《とも》に對丈《つゐたけ》にして袖長し。
極薄いクリームに枝垂れ櫻を縫潰《ぬひつぶ》しの半襟《はんえり》、
青磁色に銀で縫分けの手綱染《たづなぞめ》の帶、
白木の兩刳《りやうぐり》の駒下駄《こまげた》。
襟脚雪の如く白く、緋鹿子の肌襦袢の襟微かに見ゆ。
キリ、とした仇な顔、細面《ほそおもて》。
右正に危く見染《みそ》め申侯所《まをしさふらふところ》、
下町の娘花見の風俗。
やはり義理母よりかは、聞きやすい。知らないっていっても恥ずかしくないもんね。
穏やかで余裕のあるときは、こうした会話もするのです。
ちゃるです。
さて、聞きたかったのは、まず羽織のこと。
いろんな和服系サイトを見ると、羽織は3月まで?とか、質問のあるサイトもあったりして、
それに対しての回答は、大方は寒ければご自由にというスタンスが多いのですが、
やはり屋内は暖かい季節ですし、羽織は脱いだら畳まないと~というコメントも多いので、
迷っていたのです。
母に聞いたら・・・5月いっぱいまではいいんじゃないの?とのことでした。
そして今は羽織というか、上着みたいな感覚の和服用のはおるものが、
母くらいの年齢の人で踊りとか民謡やっているお仲間うちでは流行しているそうで。
それについては、「梅雨寒」のときもOKだという暗黙の了解があるそうです。
そういえば、母のたんすの中にある、二部式の和服の上だけみたいな、
薄い生地の上着がその「はおりもの」なんでしょうか?
これは袷でも単でも大丈夫だそうです。
母いわく、レースのなら真夏でも大丈夫。今度買おうと思ってるそうです。
半分出してあげようか・・・趣味のいいお品ならだけど。
次は袷と単の時期交替について。
袷は5月いっぱいだそうです。6月の衣更えは絶対に動かないそうなので。
6月からは単。
そして問題のタイトルにした言葉「素袷(すあわせ)」なる単語を聞いたのです。
素袷?聞いたことがない・・・薄い袷のことかしらん。と、聞いたら・・・
長じゅばんのみで袷を着ることなんだって。
本来は、寒い季節は肌襦袢、長じゅばん、袷なんですよね。
そーか、私はすでに肌じゅばんなるものを着用してないんですよ。
(振袖なんかの場合は、今も必須らしいし、キチンと着付けしてもらう場合は
用意していきます)
だって今は、ブラジャーもしてるし、肌着は洋服と同じ下着なわけですから。
なるほど・・・昔はそんな下着じゃないもんねえ。
だから皆様 きゅうくつだったら、
これからの季節は、ブラなしでいいんですよ。
一度 それで着てみようかしらん。
きちんと長じゅばんを着ないと、脇がすこうしスリリングですけどね。
それと、帯。
きちんとお太鼓にすると面倒。付け下げ、訪問着じゃなければ
半幅で十分だそうです。ただ後ろ姿が、地味というか、
かなりカジュアルになるので、あくまでも普段着扱い。とのことで。
まあ帯は歳をとったら、ぎゅっときつく結ぶのもツラクなるしねえ。
着付けの男衆が居るわけでもないので、作り帯というスタンスも含めて考慮中です。
週末のお天気はどうかな?
日曜日にスタジオがあるんだけど、和服で行くと、皆 引くかなww?
蛇足:鏡花描く 花見姿
紺地に茶の竪縞の一枚小袖、緋の紋縮緬の長襦袢、
共《とも》に對丈《つゐたけ》にして袖長し。
極薄いクリームに枝垂れ櫻を縫潰《ぬひつぶ》しの半襟《はんえり》、
青磁色に銀で縫分けの手綱染《たづなぞめ》の帶、
白木の兩刳《りやうぐり》の駒下駄《こまげた》。
襟脚雪の如く白く、緋鹿子の肌襦袢の襟微かに見ゆ。
キリ、とした仇な顔、細面《ほそおもて》。
右正に危く見染《みそ》め申侯所《まをしさふらふところ》、
下町の娘花見の風俗。
by divaof10gum
| 2005-04-19 12:36